会社社長 = 空野英夫 (Sorano Hideo)
蔵とその歴史 The Kura and Its History 文政9年(1826年)創業。生駒山系のふもと大阪府交野(かたの)市にあります。「利休梅」という酒名は、蔵の庭先に咲く花にちなんで命名されました。現在の当主・大門康剛氏はこの蔵の第六代目。 交野に根ざした"地元密着型"で、酸味がきいた爽やかな、高品質の酒を造りだしています。
水と米、そして酒 Water, Rice and Sake 平成3年から地元の農家と共に「山田錦」の栽培を始め、また酒販業者から消費者まで一緒になって活動する「交野の郷の米作り 酒造り友の会」も結成。水は、生駒山系清水ケ谷より湯き出る軟水を使用しています。石数は年間約500石。
蔵を預かる杜氏は「利休梅」を造りつづけて35年以上の但馬杜氏・北一幸氏。全国新酒鑑評会でも金賞を何度も 受賞してきました。その確かな技は今年度から横道俊昭氏に受け継がれます。
無垢根亭(むくねてい) Salon de Mukune-tei 平成11年の1月から蔵の敷地内に、週末だけ手料理と地酒が味わえる「無垢根亭」を新設しました。江戸未期に建てられた仕込み蔵を改装したもので、約30畳の板の 問と屋根裏を活用した雰囲気のある独特な空間です。クラシック、ジャズ、落語、ゴスペルなどのイベントも開催し、大門酒造のスタッフが自ら接待。希望があれば酒造り の話やビデオの上映なども行うなど、飲み手と造り手のコミュニケ―ションを大切にする蔵です。
www.sakahan.com/Mukunetei/mukunetei.html
蔵元の期待 Hopes of Kuramoto 蔵元第六代目の大門康剛氏は日本酒を世界に広めていくため、後世に伝えていくため、精力的 に国内外でその活動の場を広げています。まさに、地元密着型(ナショナル)だからこそ自信と誇りを持ってインターナショナルに羽ばたける、21世紀も元気に邁進していく大門酒造です。
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